地球攻撃命令 ゴジラ対ガイガン [DVD]
所属カテゴリー:ゴジラ
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※ 価格等のデータは日本時間 2009/01/09 07:57:50 時点のものです。
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地球攻撃命令 ゴジラ対ガイガン [DVD]購入者の感想
ゴジラ映画のファンですが、この映画はいけない。「やおい」というやつです。やまもない。おちもない。いみもない。せっかくガイガンというすごい怪獣を登場させたのですから、あとはどうにでもなったはずです。脚本がでたらめですね。ゴジラも泣いています。
内容は完全にお子様向けに徹していた昭和ゴジラ末期の作品でした。
ガイガンは悪役怪獣としてのデザインがとても格好良いと言われますし、確かにそのデザインは悪くはないのですが、キングギドラが出ていることで、ギドラまで出すほどか?と思ったし、ガイガンはゴジラとアンギラスを追いつめますが、逆襲されてしまうと、ほうほうの体で逃げ出してしまいます。
吹き出しで喋るゴジラとアンギラスのしょーもなさよりも、ガイガンの見かけ倒しのヘタレ振りの方が悪い意味で印象が強かったです。
そのガイガンはギドラやメカゴジラのように、場合によっては人間の味方になったりするということは無く、ゴジラシリーズ通して悪役怪獣であり続けましたが、『GFW』でも見かけ倒しなところは相変わらずでした。
モスラなんてデカイだけの蛾にすら、強化されてもやられているし、見かけ倒しのこけおどしのヘタレ怪獣をガイガン型と呼んでも良いと思います。
前作「ゴジラ対ヘドラ」を除いて、この時期のゴジラ映画はTVで放映中だった「ウルトラマン」シリーズに対抗したものか、お子様ランチ状態であった記憶がある。
とにかく子供を怖がらせてはいけないという方針か(本当?)、登場する怪獣も肝を抜かれたように迫力の無いものばかり。
(ミニラなんてその代表例)
その最たる作品が、これ。
この作品での注目は、何といってもガイガンの格好よさ!
それ以外はみーんなクズ(失敬!)。
だいたい、子供用のテーマパークの目玉が「ゴジラタワー」だ?
ふざけるのもいい加減にせい!
極め付きは、怪獣島(泣)から決戦の地へ移動するゴジラとアンギラスの会話!それも噴出しで「おい、アンギラス、遅れるな」「オーケー、わかったよ」・・・・ああ、思考回路がショートしそうだ。
この二匹、いつからお友達になったの?
ガイガンの助っ人にキングギドラが登場するが、地球怪獣総動員でも斃せなかった奴(「怪獣総進撃」参照)をわざわざ登場させるなよ。
ガイガンってそんなに頼りないのかい?
と、まあ、突っ込み所満載の作品ではあります。
サマーズみたいに突っ込みながら見るには面白いかな...
そんな物好きな人っている?
まず、このDVDジャケットに注目! ゴジラDVDシリーズ中、最高にカッコイイデザインじゃないですか!!
何と言っても宇宙最強怪獣ガイガンの存在感ですね。それだけで★5つです。でもって、これまたゴジラ最強の宿敵キングギドラ(彼はやっぱり人類の敵、悪の宇宙怪獣でなくっちゃね)が相棒とくれば、ゴジラピンチ!!が想像つきます。ガイガン&キングギドラの地球侵略組を迎え撃つのは、我らがゴジラと頼もしき相棒アンギラスです。この2組のタッグマッチ、攻防戦が展開する物語になってます。
今作で特筆すべきは、ゴジラとアンギラスが吹き出しで会話するところでしょう。マンガブームのあおりでとうとうこうなったかの演出ですが、結構おもしろかったです。「地球最大の決戦」で小美人が怪獣語を通訳するという前例があるだけに、こんなお遊びも難なく受け入れられました(^-^)
また、ガイガンの造形がものすごくカッコイイと思います。これまでにない斬新なデザインの怪獣で、ファイナル・ウォーズでは、またまた大暴れしてましたね。
今作でも福田監督のスピーディな演出が光ってますが、珍しく音楽は伊福部BGMになってます。4大怪獣のバトルは、時間をたっぷり当てて、ていねいに描かれており、迫力満点で見応えあります。人間たちのドラマの方は、ゴジラ常連俳優を使わず新鮮さを打ち出してます。エンディングは、これまでにないゴジラマーチなる歌詞入りの曲が流れ、ゴジラとアンギラスを讃えてます。
久々に怪獣バトルを全面に打ち出した、福田監督会心の一本に仕上がっていると思います。
ところで、主役を演じた石川博という役者さん、スマップの稲垣吾郎にそっくりだ!と思ったのはボクだけでしょうか?
また、漫画チックな作風に伊福部BGMがミスマッチなのは否めませんね(^_^;)
長く続いたゴジラ映画もとうとう終演を迎える。近年でゴジラメインではなく同時上映のハム太郎のおまけと化したような情けない状態だったが、ゴジラ対ガイガンの頃を「東宝チャンピオン祭り」といってゴジラ映画を柱に数多くのアニメを引き連れて上映された。子供達は定期的に行われるチャンピオン祭りを首を長くしてまったものだ。第一作目の核による自然破壊に対する自然の逆襲という、人類への提唱とはうって変わって、ヘドラ戦以降のゴジラは完全に地球の守り神、子供の味方となっている。そこへ登場する地球征服を狙う宇宙人にターミネーター化されたサイボーグ怪獣ガイガン、生物なのに目からはレーザー、胸にか回転カッターという理不尽ながらも、子供サービスバリバリの強敵怪獣に胸が躍った。それにキングギドラとアンギラスのチーム戦となれば子供の大喜び。楽しい怪獣映画が全盛期の頃のゴジラ映画は勧善懲悪で小難しい理屈も提唱もなく純粋に楽しめる。思えばあの頃の日本も高度成長のただ中にあり、何も疑問を持たずに未来に向けて素直に前進できた。大人にはノスタルジー感たっぷり、子供と一緒でも楽しい。いつでも繰り返して楽しめる怪獣映画だろう。