DVD帰ってきたウルトラマン Vol.9
所属カテゴリー:帰ってきたウルトラマン
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※ 価格等のデータは日本時間 2008/12/05 07:41:02 時点のものです。
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DVD帰ってきたウルトラマン Vol.9購入者の感想
■第33話「怪獣使いと少年」
言わずもがなの問題作。よくこれが当時放送できたなという挑戦的作品。
部落差別を示唆するような内容。
そして、隊長がなぜか托鉢僧で登場(なぜだ!)
ムルチを倒すやるせないジャック
■第35話「残酷!光怪獣プリズ魔」
これまた言わずもがな、岸田森 作の謎の物体プリズ魔との戦い。
氷のような怪獣の表現は、放映当時の技術では頑張った。
何がやりたいか分からない怪獣というのが
これまた、よくこんなの放送したなと感動。
この2本、今なら、放送前に確実にお蔵入り
これが見られるこのDVDは超お得です。
私的には第35話「残酷!光怪獣プリズ魔」が最も好きである。
プリズ魔は怪獣の概念を超えています。光を吸収する物体なのか生物なのかさえ、はっきりしません。(意思すら持たなかったのかもしれません。)
南極の氷に閉じ込められていて、氷が溶けた為に蘇ったと解釈されているだけでプリズ魔が何だったのかは最後まで解らないままです。(エヴァの使徒は、このプリズ魔が元になっています。)
MATのフリーザー作戦によって凍結を図ろうとしますが、絶対零度ー273度を作り出すことは不可能に等しい行為です。
ウルトラマンと化した郷はプリズ魔の中に侵入し、最後の力を振り絞ってスペシウムでプリズ魔を内部から破壊します。
最後の「俺にとって ギリギリの賭けだった。」という郷のセリフが、プリズ魔が圧倒的強敵だったことを物語っています。
しかし、あの後、郷は結晶体と化し消滅しなかったんでしょうか?
第33話「怪獣使いと少年」はウルトラ作品中、極めて異色作である。宇宙人と暮らしている少年への露骨な差別が本作のテーマである。パン屋でさえ、食パンを買い求める少年にパンを売ろうとはしない。
最後に暴徒と化した民衆に追い詰められ、同居していた宇宙人は警官に射殺される。
宇宙人の能力で封印されていたムルチが目覚め、暴れまくるさまは宇宙人の怒りが乗り移ったかのようにも見える。
民衆の「MATは怪獣を退治するのが仕事なんだろーっ。」という罵詈雑言にも等しい言葉に郷秀樹は
「バカなことを言うな。自分達で怪獣を目覚めさせてしまったんじゃないか。」
と呟き、初めて闘いを放棄する。
彼にとって民衆よりも殺された宇宙人に立場も心も近いからだ。
(共に正義を愛し、地球も愛する心も同じであった。)
この作品では、地球人は悪と表現されています。
でも、これが現実じゃないでしょうか。
第33話は佐久間良少年は廃工場で金山という名のおじさんと暮らしていました。しかし良少年は宇宙人と言われ、苛められる毎日を過ごしているのでした・・この作品は今でも語り草になっている、強烈な内容の問題作です。見る人によって解釈は様々でしょうが、その元にあるのは“差別”です。当時の製作者がクビを覚悟してまで伝えたかったメッセージ・・そんな熱い思いが当時はあったんですね。それを思うと今のテレビ業界って・・登場怪獣はムルチです。第34話は郷隊員は坂田さんの工場で偶然旧友・水野に出会います。水野は動、植物の研究をやっていて、その合体生物の創造に成功するのでしたが・・この作品は一般人のプロットが採用されるというユニークなもので、後のゴジラ対ビオランテの原案にもなったそうです。クライマックスシーンでかかるpygの花・太陽・雨という曲が切なすぎる良作品です。登場怪獣はレオゴンです。第35話は世界の灯台が消失する事件が頻発。郷隊員はそれが日本に近付きつつあることを知り、坂田さんと事件の詮索をするのですが・・この作品は故・岸田森さんが朱川審という名で脚本を書いた作品で、科学的内容をふまえた傑作です。その内容はエヴァ○ゲリオンの使徒、ララーと叫びながら接近するさまはガ○ダムのあれを彷彿させます。少なからず影響を与えたんでしょうね。エンディングは今見ても強烈です。登場怪獣はプリズ魔です。第36話は女ばかり狙う吸血事件が頻発。MATは警察の要請を請けて私服で調査を開始します・・この作品ドラキュラ伝説に基付いたホラー仕立ての中に悲しい親子愛を絡めた作品です。登場怪獣はドラキュラスです。このDVDの作品群は私も幼少時に見て強烈なインパクトを受けました。34話はpygの歌と回想シーンに目頭を熱くし、35話は感情の全く無いプリズ魔が物凄く怖かったです。しかしなんといっても33話です。今改めて見ると、当時よりもっとインパクトが強烈でした。33〜35話は本当にクオリティ高い傑作です。
何といっても「怪獣使いと少年」です
善良な市民が凶悪な暴徒となってしまいます
さすがに当時の人々には受け入れられませんでした
時は流れて
帰ってきたウルトラマンのベストは何かということになりました
「怪獣使いと少年」がダントツでした
はやすぎた名作ですね
監督の東条昭平さんはいずこへ行かれたのでしょうか
傑作揃いの9巻ですが何と言っても第33話「怪獣使いと少年」です。 差別問題を真正面から取り上げ、環境問題をも取り込んだ問題作にして、紛れもない傑作です。脚本は上原正三氏。ウルトラセブンの「ノンマルトの使者」を手掛けた金城哲夫氏と同じ沖縄出身です。 因みに劇中に流れる音楽は「ノンマルトのテーマ」。 またアングルにこだわった映像も必見です。しかし、子供向けの30分番組でありながら、この内容の濃さはどうだ。逃げ場なし、救いも無し(パン屋の娘と少年の「ありがとう」は別)、少年への感情移入も追いつきません。子供の頃、観終わった後、呆然とした記憶があるが、今観てもやはり呆然としてしまう。長らく、怪獣ムルチは少年の不安や孤独、怒りを象徴とする幻影で、メイツ星人の死により、実体化したのだと勝手に解釈していたが(実際はメイツ星人により封印されていた)、そうであっても違いはないような気がしてしまう。ムルチの、少年の叫びのような鳴き声が今も頭から離れません。 そんな訳で、エースに登場する二代目ムルチは黙殺、メビウスの「怪獣使い〜」の続編も観ていません。 少年は大人になった今でも、穴を掘り続けているはずだ、と思います。メイツ星人の、否、少年の宇宙船は見つかったのだろうか。