宇宙刑事ギャバン(3) [DVD]
所属カテゴリー:宇宙刑事ギャバン
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※ 価格等のデータは日本時間 2008/12/05 07:41:15 時点のものです。
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宇宙刑事ギャバン(3) [DVD]購入者の感想
東映は画質に気合を入れた場合と手を抜いた場合に差があり過ぎです。
ニュープリントコンポーネントマスター仕様にすると、旧マスターの使いまわしの本作よりキカイダーや初代仮面ライダーの画質が良くなってしまうんだから驚きです。
裏を返せば、宇宙刑事シリーズもちゃんとニュープリントマスターで出せば、こんなもやもやして不鮮明でおまけに傷だらけの低画質よりずっとコレクションし甲斐のあるアイテムになったのでは?
特撮ヒーローと一口に言っても、様々なタイプが存在する。その中で、スーパーヒーローと言い切れる者は数少ない。そんな中、同番組の挿入歌のタイトルにもある様に、宇宙刑事ギャバンはそのスーパーヒーローの代表格である。
だが、最近の由々しき風潮の一つに『昔の子供番組を揶揄する』というものが有り、これは非常に問題である。未来を創る子供達の目に映すという前提の下で作られたものを、大人の尺度で計ろうとするなど元より不適切なのである。この『DVD宇宙刑事ギャバンVol.3』にだって娯楽編もあればアクション編だってある。今後のストーリーの波乱を感じさせる、注目の新幹部(マクーの首領ドン・ホラーの息子サンドルバ)登場編も見逃せないし、或る意味で本DVDの目玉とも言えるスペシャルゲスト(宮内洋氏演じる宇宙刑事アラン)登場編すら収録されている。それらは時にコミカルに、時にはハードに描かれていたが、一環して失われなかったのは『子供番組である責任』である。これがどうも昨今、忘れられがちである。どうせ子供番組だから、という空気…逆に、子供番組なのに!と思う程の過激な展開(得てしてそれは難しいテーマを描くためとされるのだが、難しけりゃテーマが深いのか!と声を大にして言いたい)。これらの風潮に眉を顰めている人は是非、このDVDを見て欲しい。スーパーヒーローとそうでない者の違いが判る様になる筈だ。
子供番組であることに、逃げない。子供番組であることを、逃げない。そう、あの挿入歌『チェイス!ギャバン』の歌詞にもある様に、やっぱぼくらのギャバンは「背中を見せない男」なのである(注:だったのである、なんて過去形の表現は駄目だぜ…ぼくらのギャバンは一足お先、光の速さでダッシュして明日にいるんだからな!)。
特撮ヒーローものは数あれど、このギャバンほど何回も打ちのめされピンチになっているヒーローも珍しいのではないだろうか。
特にマクーの怪人がモンスターからダブルモンスターに変わって以降、何度となくピンチに陥り、ある時は素早く逃げ、またあるときは無線でミミーの助けを呼ぶなど、ヒーローというには余りにも情けない…と思わせるところもある。何せ自分自身で「なーに、ギャバンは逃げ足も速いのさ!」と自慢げに言っているあたりがもう「そりゃ自慢にならんやろ!」と裏拳ツッコミの一つでも入れたくなる感じだ。
しかし、やはり最後にはビシッと締めるところが今でも熱烈なファンを持つギャバンの魅力であり、そのクライマックスを引き立たせるためには、こうした演出も必要なのだと納得させられてしまう。
ストーリー的には強いダブラーも続々登場し、また、ドン・ホラーの息子サンドルバやその母親(つまりドン・ホラーの妻?)の魔女キバなど、敵キャラにも更に個性が加わりストーリー全体を盛り上げている。
また、本物の引田天功が出演する29話は見逃せない。