ゴジラ(1984) [DVD]
所属カテゴリー:ゴジラ
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※ 価格等のデータは日本時間 2008/12/05 07:41:12 時点のものです。
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ゴジラ(1984) [DVD]購入者の感想
50年もの歴史を持つゴジラシリーズ。どの作品にも時代感が反映されているのは言うまでもありません。本作が制作されたのは80年代の前半。まだ冷戦構造下であり、レーガン大統領がSDI構想ぶちあげた頃でもありました。(ちなみに本作中でもソ連の人工衛星から核ミサイルが発射されます)TV番組でも語ったように橋本幸治監督は実際に核兵器が使用されるかもしれないという現代の恐怖を、本作で描いています。恐怖を描くということを含めて本作ではそれまでの子供向け路線を一新して初代へと原点回帰した作品だと思います。
本作では前述のとおり、「冷戦」というものが重たいバックグラウンドとなっています。核兵器を使いたがる超大国に対して、日本の首相が「あなた方のエゴイズム」だと言い放つシーンは痛快です。
ゴジラの出現に直面し混乱する、世界、日本、政治、科学者、軍隊、家族、人間。様々な切り口でのゴジラが描かれている作品といえるのかもしれません。それが、リアリティなのでしょう。
およそ10年振りのゴジラ映画として、ゴジラの恐怖を描き、原点帰りを試みた作品。
ゴジラの造型も初代を意識した造りに思えます。
そして興味深いのが、ゴジラによる破壊の恐怖は勿論のこと、
もしも現在に怪獣が出現したらというシュミレーションが現実感たっぷりに描写されていることです。
おそらく歴代のゴジラ映画の中では、もっとも政治的な要素を含んだ映画でしょう。
その点でも十分に見ごたえがあります。
東宝の「日本沈没(1973年度)」や「世界大戦争」、「地震列島」といったパニック映画と、怪獣映画を組み合わせた重厚感のある作りに成功していると思います。
ゴジラがあまり出てこなかったり、巨額を投じたわりにはちゃちいとよく言われていますが、
東宝が訴えてきたメッセージをしっかりと受け継いでいる点でも、ゴジラ(1954年度)の次に見て欲しい作品です。
ゴジラ誕生30周年作品なのですが、ゴジラの暴れ方がイマイチで、全然カタルシスを感じません。
やたら政治とか、マスコミとかの問題点をクロ−ズアップしていても、それだけであり、ゴジラが暴れて日本を破壊する・・・・・・というものではありませんでした。
ウルトラシリーズが『80』以来、中断してしまい、ライダーも88年の『BLACK』までお預けだったし、そういった中での日本じゃ収まりきらない怪獣王の復活は歓迎すべきものであり、ブームも高かったのですが、やはり、初代ゴジラのような作品になったとは到底言い難い作品であったことは確かだし、今の目で見ると「ゴジラが復活したよ」という程度の作品で終わってしまったように思えます。
そういう意味ではせっかくのゴジラ復活という意味を上手く活かせなかったし、興行収入はともかく、ゴジラとして、映画としては失敗作でした。
本作の失敗がようやく帳消しにされるには、5年後の『VSビオランテ』まで待たなければなりませんでした。
ゴジラがよみがえりました。喜ばしいことです。それで出演以来が殺到しました。石坂浩二が原子力発電所の警備員をしていたり武田鉄也がホームレスだったりゴジラに襲われる汽車にムッシュかまやつが乗っていたりで同窓会のようなノリです。沢口靖子がヒロイン役で出てきますがあまりのヘタクソな演技でがっかりです。初代ゴジラに出てきた河内桃子と比べるとその差が歴然としています。何はともあれ科学の力でゴジラと戦うというコンセプトが立派です。
久し振りに怖いゴジラが帰ってきました。ゴジラが世に出たのは、1954年。それ以来、ゴジラは人類の味方から子どもたちのアイドルとなりました。子ども時代は余り考えず、人類の味方ゴジラを応援していましたが、やはりゴジラは核から生まれた怪獣だけに、恐怖の怪獣として生きていくほうが似合っています。
このゴジラは、それまでの反省から生まれた再生ゴジラです。出演者も、武田鉄矢や石坂浩二などは、依頼して出演させてもらったとのこと。
紅一点では、アイドルとして登場するきっかけとなった沢口靖子。彼女にとっては、初のゴジラ映画で、イメージ・ソング「さよならの恋人」を歌っています。
しかし今や、彼女は立派な性格女優。あれから20数年になりますが、一方のゴジラはアメリカに身売り(?)されるなど時代に翻弄されています。