ゴジラVSキングギドラ [DVD]
所属カテゴリー:ゴジラ
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※ 価格等のデータは日本時間 2008/12/01 07:46:03 時点のものです。
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ゴジラVSキングギドラ [DVD]購入者の感想
理屈抜きに面白い映画だと思います。小学生の頃見に行きましたが、この頃のゴジラは本当に輝いていましたし、僕たち小学生のハートをがっちりと握ってました。川北紘一特技監督は初代を意識した重厚でやたらと吠えず、低く威嚇するような声をだすゴジラを演出し、大森一樹監督はスピード感溢れる演出で脚本の矛盾点を全く意識させません。まだ未見の人は前作「ビオランテ」と一緒に見てください。ゴジラの新たな可能性を垣間見せてくれます。「デストロイア」のインタビューで大森監督は「ゴジラ映画は理に落ちたら面白くない」と言っていました。まさにその通りだと思います。理に落ちた手塚ゴジラを見ればそれが証明されます。「モスラ」で大森氏は脚本だけになりますが川北監督はそれを残念がっていたようです。ゴジラとキングギドラのさしの勝負はやはり絵になります。そして、伊福部先生、やはり先生の音楽は最高です。鳥肌が!!!
本作のインタビューで、監督の大森一樹が「ゴジラは世界で一番創るのが難しい映画」と述べていますが、未だに初代ゴジラを凌ぐ作品は生まれていないのだし、本作でキングギドラという宿命のライバルを向かわせて、タイムパラドックス要素を付け加えています。
そういった部分にゴジラの娯楽性かテーマかという制作陣の苦悩が伺えるし、反戦反核というゴジラを生み出したテーマと人間の負の遺産を出しつつも、そういった作品だけではウケないので、もっと娯楽要素を・・・ということで、怪獣対決ものが生まれていきましたが、こういった作品の方がシリーズの中では大勢を占めるようになったし、そうせざるを得ない事情も合ったと思います。
日本に誇る大スターになったのも、反戦反核の要素が綺麗さっぱりに消されて輸出されたのだし、反戦反核のテーマこそ、ゴジラの誕生の柱だというのに、娯楽性という部分にはどうしてもそういったものが消されています。
本作には初代ゴジラほどではないにしろ、そういった反戦反核のテーマが盛り込まれていますが、娯楽要素も組しなければならなかったし、これ以降は殆ど戦争や核がメインのテーマではなくなったことからも、ゴジラ制作の難しさが出ています。
映画のタイトルを見て驚きました。ゴジラとキングギドラが戦います。大きさがあまりにも違うのです。喧嘩になりません。矢吹丈と力石徹の戦いと同じです。それから未来から人がやってくるというのも変です。これでは歴史が滅茶苦茶になってしまいます。キングギドラを作るというのも変です。キングギドラは宇宙怪獣です。勝手に作成してもらっては困ります。救いはメカ・キングギドラのすばらしさです。中川安奈がひとりで操作する姿が美しい。ウルトラQで「カネゴンの繭」のメガホンをとった中川晴之助(安奈の父)も喜んでいるでしょうね。
キングギドラが映画に初めて登場したのは、「三大怪獣 地球最大の決戦」だった。あれから、40年近くなる。当時はキングギドラに対して、ゴジラ、モスラとキングギドラが相対したが、この映画は一騎打ちのストーリー。X星の怪獣キングギドラと地球を代表するゴジラの対決は必然だったのでしょう。
しかも、未来怪獣と称されたキングギドラと、現在の地球を守るゴジラ。シチュエーションとしては、構図がぴったりです。
ゴジラ出生の秘密を取り混ぜながらの物語は、ファンを飽きさせませんね。
深海を探索する冒頭の雰囲気はかなりいい。
しかし、良かったのはそこまでである。
キングギドラの遺体にかぶって、前作と同じく、スリットスキャン風のタイトル(スーパーマンのタイトルで有名なあれ)が出てくる。20年近く前の上映当時でさえ古くなっていたにも関わらず、続けてそんなタイトルの出し方をするのはどういう考えからか?スタッフの中に反対した者はいなかったのか?
ストーリーの支離滅裂さに関しては色んなところで言われており、今更私が言うまでもないだろう。
メカキングギドラの初登場シーンで、メカキングギドラの背後で逆光ビームがテカテカ光るのには戦隊シリーズかいなと私ぁあきれてしまった。
決して戦隊シリーズをバカにしているからではない。寧ろ私は戦隊シリーズは大好きだ。
あきれたのは、戦隊シリーズでは名乗りやロボット登場シーンをストーリーや演出でしっかりと盛り上げているのに、この映画ではそういったことをやっていないからである。