空の大怪獣 ラドン [DVD]
所属カテゴリー:特撮怪獣
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※ 価格等のデータは日本時間 2008/12/01 07:46:06 時点のものです。
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空の大怪獣 ラドン [DVD]購入者の感想
I originally saw this movie at an all night Japanese monster movie feast at a local drive-in. Ecology at its finest. Rodan has a pterodactyl feel. You can not worm your way out of this one. I do not like to compare this to movies like Mothra (1962), however the formula is similar. However there has always been a fond place in my heart for this movie. It is strange that it is one of the last to be put on the market.
The color is spectacular. And the appearance of the big bugs in the beginning set the action for the surprise that is to come later.
Unlike the USA bug movies, you can feel sorry for the creature. Since Tokyo is already destroyed, how about making it a game preserve?
ラドンというと巨大な恐竜の鳥という設定だが これには東南アジアに見られる怪鳥伝説があると思う。
ガルーダインドネシアというと インドネシアの航空会社だ。このガルーダというのが 伝説の怪鳥である。タイでも やはり同じガルーダという名前での巨大な鳥がある。
この伝説の延長上にある 本作だが 映画としての完成度は極めて高い。サスペンスタッチの前半部分が特にすばらしい。中々ラドンを出さない手法も瞠目するに足りると思う。
そして ラストシーン。多くのレビュアーの方が仰っている通り ラドンが死んでいくシーンは 哀切極まりない。ラドンは 世界を荒らす「悪」でありながらも どこかで我々も感情移入していたことが分かる。
数々の東宝特撮のなかでも完成度の高いこの作品。人間による環境破壊等の害悪がなければ、決して蘇ることのなかった哀しき怪獣の物語。「子供には夢を、大人にはメッセージを」という特撮本来の姿を如実に残すと共に、ドラマ部分もしっかりしていて、映画とさての完成度もピカイチだ。
これから見る人のためにストーリーには触れないが、その哀しみの表現力たるや人形を吊っているとは到底思えない。ラドンの鳴き声は幾種類も用意され、その感情表現にさらに深みを与えている。ラストで目頭が熱くなる人もいるのではなかろうか。
ストーリーの流れはサスペンス風な緊迫感あふれる前半から、哀しい家族愛ドラマ風の後半へ滑らかに持ち込む作りで、最後まで見る者を飽きさせない。画面の状態もよいから疲れることもないであろう。
ストーリーに触れないとなると、特筆すべきはなんと言ってもその特撮シーンのクオリティーの高さである。ラドンの翼による突風で崩壊する家、舞い散る瓦、博多駅周辺の精巧なミニチュアワーク、阿蘇の大噴火、…。どれをとってもCGでは決してでないぬくもりある味わいと、それでも稚拙という言葉からは程遠い映像美に度肝を抜かれる。当時の特撮従事者の特撮愛がにじみ出ているのである。
環境破壊が叫ばれる昨今、人間の意識の低さはその「恐怖」と「哀しみ」に気付かない愚かさに起因している。当時としてはまだまだマイナーであったろう「地球温暖化」を取り上げ、我々にもう一度我々自身を見直させてくれる、大変深い作品である。
本多監督、東宝の盛期だったために忘れられがちだが、この作品は、音楽担当の伊福部さんが最盛期に入って行く時期の作品でもあった。恩師チェレプニンを回想してタイトルなどをロシア語で書きつつ、チェレプニンが否定したオスティナートを多用しながら、同時に華麗なオーケストレーション。本作の前までの伊福部音楽のオーケストレーションには明か暗か、偏りすぎる傾向があったが、本作では(使われるかどうかとして)そういう偏りも無く、むしろ、この音楽だけでも買い。
反戦反核の思想性がまとわりつく「ゴジラ」と違い、怪獣の出現、
破壊される市街の描写、悲哀さえ感じられるその末路とストイック
なまでに「怪獣」映画に徹した傑作。とにかく破壊される福岡の描写
が圧倒的!日本の特撮映画史において屈指の名場面だろう。突風に舞う
大量の瓦にその美が集約されている。円谷英二の頂点にして怪獣映画の
極北。