ウルトラマン誕生 (ちくま文庫)
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※ 価格等のデータは日本時間 2009/01/07 07:53:34 時点のものです。
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ウルトラマン誕生 (ちくま文庫)購入者の感想
2006年に亡くなった
実相寺昭雄さんの本ということで買ってしまった。
ウルトラマン時代の円谷の懐かしい話が満載なので、
特撮心は満足するのだが、
エピソード的には知ってることの方が多かった感じ。
一種、異様なものを持っている実相寺さんのキャラを
この本にも期待していたのだが、その辺は、ちょっと不満。
ウルトラマンに賭けた男達の情熱が伝わってくる1冊です。これを読むと、「特撮は、所詮、着ぐるみ。」という見方から、「特撮は、実写やCGではなく、着ぐるみとミニチュアだからこそ、面白い。」という見方に変わります。円谷一氏や金城哲夫氏といった面々から、着ぐるみに入る俳優さんまで、大変な意気込みと苦労があったということが分かります。この本を読んでからウルトラマンを改めて観て、その細部まで緻密に考えられた流れに感じ入ってしまいます。背後にあるアイデア(製作者側がやりたかったこと)も考えながら、観てしまいます。著者が監督した「地上破壊工作」と「故郷は地球」も、何度か観てしまいましたが、共に画面の構成や音楽の使い方などのアイデアが溢れていて、見事な傑作だと思います。「故郷は地球」は特に好きです。巨大ヒーロー物の特撮に興味のある方は必ず楽しめる著作だと思います。
ウルトラマンにとても強く思い入れがあって手に取ったと言うより、当時のぬいぐるみのしくみや、オープニングの
作り方の裏方部分が書いてあるので、”読んでみよっかな”と好奇心で買ってみました。
”ウルトラマンの東京”と”ウルトラマンのできるまで”、”ウルトラマンに夢見た男たち”をウルトラマン生誕40周年に
合体させ、3冊分を1冊にまとめたものです。
思い入れのある思い出話をする場合、作者の暴走で読みづらくなりがちですが、これはかなり平易で
読者に配慮があり読みやすい部類です。解説図を含む挿絵も多いので、約400pと厚みはありますが、すんなり読めました。
いやあ、やっぱ現場で身体で培うものって大事だよなぁ、と思わせます。納期と予算のせいか、安易なCGで平べったい作品が
氾濫している中、是非いろんな人に読んでもらいたいですね。
映像監督を知るなら、映像作品を視ればいいと思っていましたが、本書はとても興味深い内容がいっぱいで、時間が経つのを忘れる感じがしました。ウルトラマン等での作品への思い、裏方の苦労が素晴らしい挿絵と一緒になって語りかけてくる感じは最高です。
独特の語り口に、円谷英二、円谷一、伊福部昭や成田亨といった創世記の神々の様子が生き生きと綴られています。ウルトラマンを知っている人なら特撮マニアでなくとも興味深く読める内容じゃないでしょうか。円谷新社屋の話で、感情的になられる氏の論はもう少し詳しく知りたい所。