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インサイド・マン
※ 価格等のデータは日本時間 2009/01/08 04:34:39 時点のものです。
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淡々とした流れで最後まで。
ジョディ・フォスターも脇役と言えば脇役だが、ウィレム・デフォーの、あの脇役扱いにはがっかりした。(もっと、味のある役で出てくれ。)
が、人質を取った銀行強盗ものの映画で、最初から最後まで、一人も人が死なない映画ってのを初めて観た。多分。おそらく。
最後が解り辛くて、ラストから15分程度、戻って観なおして、「あー、そう言う事か!」と納得。
この映画の評価が低いのは承知してたが、わしにとっては
不思議な面白さのある映画だったな。 妙にクセがあって面白かった。
なかなか快適に飛ばす、クライムもの、刑事物。真っ昼間のNYでの銀行強盗がその物語。デンセル・ワシントンの刑事(ネゴシエーター)がかなりいかす。また、実行犯のクライブ・オーウェンも、はなからいかす。私は、このどちらも好きだ。辣腕の女弁護士は、ちょっと嫌いなタイプ(役柄が)。
「スピード」に近いスリルとサスペンスの映画で、その快適さに酔いたい。そして、結論も、残虐行為もないので、安心して見ることが出来る。でも、何か一つ二つ抜け落ちていることがありそう。今の私にはわからないが。社会性が抜け落ちているような気がする。権威にたてついているのだろうか? 弱者救済でも無く、自己実現でも無い。アメリカ映画に対抗する強い意識のある、フランス映画のような味があるわけでも無い。
だから、何か抜けているような気がするのだろう。まあ、アメリカ映画の大ざっぱさが表に出ているのだろう。残念だ。
クライム系サスペンスとしては、何だか不思議な作品でした。 一見、冒頭部分でストーリー
が読めてしまうような入りでしたが良い意味で騙されました。内容も残虐性など一切なく誰
一人傷つけず犯行が行われており、犯人の大胆かつ繊細なトリックにも驚かされました。
しかし、何かが物足りなかった・・・説明不足なのか?犯行の背景なのか?は分かりませ
んが、もう1つアクセントがあれば非常に良かっただけに惜しい作品だと思います。あと、キ
ャスティングですが何故サスペンスの女王であるジョディ・フォスターを、あの役に起用した
のか?分かりませんでした。ただ、誤解の無いように説明しておきますが、決して面白く
無い作品ではありませんので、その点お間違いないように・・・。
白昼堂々、ニューヨークのド真中で銀行強盗が発生。人質をとって行内にたてこもるものの、犯人のつきつける要求は実現性にとぼしく単なる時間かせぎにしか思われない。はたして犯行グループの真の目的は?脱出方法は?
ハリウッドのクライムものには珍しく、この作品では一人も死人が出ません。暴力シーンも極力おさえられているため、殺伐とした映画が多い中で、とても新鮮な印象を受けました。スパイク・リー監督の永遠のテーマである<人種差別>に対する批判精神も、登場人物の会話の中に散りばめられ、結局損をするのが汚れた過去を持つWASPの銀行会長だけという設定も痛快です。
実行犯リーダー=C・オーウェンをはじめ、窓際ネゴシエイター=D・ワシントン,悪徳美人弁護士=J・フォスターなどなど。知力に優れた抜け目ない登場人物たちが、物語につっこむ隙を与えない、近年マレにみる完成度の高い作品です。C・オーウェンが何ゆえ会長の秘密を知るにいたったかのシークエンスがあればベストだったとは思いますが、星5つに十分に値する秀作です。
「インサイドマン」はクライムサスペンスとしてとても完成された隙の無い映画だと思います。ちりばめられたヒントを見逃していると、ラストのカタルシスは減ってしまう為、集中力を要する映画かもしれません。
ストーリーは、ある銀行に強盗として押し入り、立てこもった犯人グループと警察側交渉人たちとの行き詰るやり取りを軸として、そこに銀行オーナー、頭の切れる弁護士、など裏がありそうな人物たちがそれぞれの隠された思惑や利益のために絡んでくるというものです。リアルタイムに事件が経過していく中で、事件後の取り締まりシーンが挿入される為、観ているほうも混乱しますが、謎が解けた時の爽快感を考えると、この構成はやむを得ないかと思います。タイトルの「インサイドマン」も含めて映画全体がトリッキーな作りなんですね。
豪華な俳優陣や、大胆不敵な脱出方法、都会的な冷たさがスタイリッシュな映像と、どれをとっても素晴らしいです。
ただしこの映画のキーの一つである「人種の問題」は、日本人にとっては若干わかりにくいかもしれません。登場人物たちの何気ない会話や、行動にもしっかりとこのテーマが刷り込まれています。特に事件の背後にある「動機」に納得するためには、我々日本人はあまりにもこの手の問題に無頓着かもしれません。